ランチェスターの法則

ランチェスターの法則とは戦争における戦闘力を数理モデルであらわしたものです。

第一次世界大戦の頃、イギリス人のエンジニアであるフレデリック・ウィリアム・ランチェスターは、戦う2つの軍隊の兵力数と武器性能をもとに戦闘力を算出し、相手に与える損害量があらわせることを発見します。

ランチェスター法則には2つの法則があり、それぞれランチェスターの第一法則、ランチェスターの第二法則とよばれています。

第一法則とは、古典的な戦闘である1対1の戦いを前提としています。これは、味方の1人が敵の1人を攻撃するので、戦闘力はそれぞれの持つ武器の性能に比例します。また、戦闘員数が多いとそれだけ戦闘力が高くなることになります。【戦闘力=武器性能×戦闘員数】

第二法則とは、近代的な戦闘である多数対多数の戦いを前提としています。これは、戦闘員の消耗が味方の人数と敵の人数の差の2乗になるので、古典的な戦闘とは消耗する人数が大きく異なり、戦闘員数が多い方の軍隊が大幅に有利になります。【戦闘力=武器性能×戦闘員数の2乗】

この2つの法則からランチェスター戦略が生み出されました。つまりランチェスター戦略とは、軍事研究から生まれた「弱者の戦略」「強者の戦略」ということになります。

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